「3回目だからアトランダムに話題いくで~」
3回目の理由 §
「2回で終わらせると言ったのに、なぜ3回目に行ったの? しかも最終日」
「2回目の時に空席があったので、行っても迷惑じゃ無いと踏ん切りが付いたから」
「なぜ最終日?」
「初日と最終日を踏まえるのが基本だから。最終日の最終回は特別ということもあるし。事実赤坂サカスの15mヤマトは最終日の最終回だけ特別だった」
「なるほど、しかし貧乏な君がこんなに通って平気なの?」
「知らん。ただ、2199はここまで熱心にならない予定。復活編派になる予定」
「ぎゃふん」
その名はかげろう §
「パンフの表紙で文字の影になって艦名が読めない艦の名前は劇場ポスターで確認できた。かげろうだ」
「かげろうって何?」
「ばっかもーん。日本海軍史上、画期的な駆逐艦のタイプネームとなった船だ。同型艦に雪風もある」
「兄さんの雪風か!」
「いや、それは違うから」
第3艦橋に錨のマーク §
「あと、影になってよく見えないことが多い第3艦橋だが、前面に錨のマークが入っていることにポスターで気づいた」
「光の演出はやはりいい。しかも、意識的にやってる」
「たとえば?」
「コスモパルサーのエンジン噴射の光が格納庫内部に照り返しているとか」
「凝ってるわけだね」
艦艇不足 §
「アリゾナ級や、アンドロメダ級が復帰する理由が分かった。大村が艦艇不足だといっているのだ。だからヤマトの任務は護衛艦や移民船を地球に戻すことまでなんだ。残留者の回収のためにね」
「なるほど。最初から足りないわけだね」
「ちなみ、第3次移民船団の護衛は第7,8,9艦隊。おそらく、第1次移民船団が第1,2,3艦隊で、第2次が第4,5,6艦隊。さらばのゆうなぎは、第11艦隊の旗艦だったので、おそらく太陽系の惑星数と同じ数ぐらいはある。ということは、第1~第9艦隊がほぼ壊滅しているので、残りは第10~11艦隊だけかもしれない」
「それらは、直接移民船を護衛しないから旧式艦で間に合わせようとしたのかもしれないね」
ディンギルの悪夢 §
「古代が発艦するとき、異常気象の大嵐なんだ。それって何かに似ていると思ったら、ディンギルなんだよ。だから、あのときのトラウマを持っている古代としては、部下を救助に出すことができない。部下とコスモハウンドはあのときに失われているからね。だから、古代は上条にも小林にも発進を指示できないで、自分で行く」
「そうか」
「ちなみに、生命反応を確認して飛んでいるらしいので、生存者が1名しかいないことは分かっていたようだ」
「だから、複座のコスモゼロで助けに行けば十分と判断できたわけだね」
サイン §
「突発的サイン会で小林監督代行からパンフにサインがもらえた。嬉しい」
「生サインか!」
「狭い劇場ロビーで行列もあったから、あまりお話しなどはできなかったけどな」
「それでも家宝になるね」
「特に監督代行というのがいい。特に監督よりもその方が素晴らしい」
「なぜ?」
「古代艦長代理と立場が似てるからだ」
「ぎゃふん」
拍手 §
「初日は終わった後で拍手があった。月曜日は無かった。最終日はどうなるかと思ったけど、自分は拍手したい気分だったので拍手した」
「そうか」
「つられて拍手が来るかと思ったら、けっこう同時多発的に拍手が起きた。拍手したかった人は他にもいたようだ」
「意図せずして連帯感があるってことだね」
オマケ §
「前回は時間をつぶすために行った紀伊國屋アドホックで『大砲とスタンプ』を買ってしまった」
「そうだったね」
「今回もアドホックに行ったが、別に買いものする気は無かった。しかし、全く別の場所に同じ作者の『靴ずれ戦線 魔女ワーシェンカの戦争』が平積みで置いてあるのに気づいて買ってしまった」
「どんな中身なの?」
「第2次大戦の独ソ戦のソ連側に魔女の弟子が従軍しているというファンタジーだ」
「なんだファンタジーか」
「と思うだろ?」
「違うの?」
「そう思って読み進むとかなり面白いのだ」
「どんなところが?」
「ソ連の軍人が、妖怪の浴場に迷い込んでしまい、『おまえは何のお化けか』と聞かれて、慌てて『共産主義という妖怪です』と答えるんだよ」
「その妖怪が何をするんだよ」
「まさに『ヨーロッパを徘徊してます』って答えるんだ」
「わはははは。共産主義という妖怪が徘徊してるのかよ」
「ここで笑えた人、かなりのマニア」
「ぎゃふん」
「あと漫画とは別に入っているメカのうんちくが凄い。ソ連のメカが多めだけどいろいろある。ソ連の電卓だとかフォージャーだとかヒップだとか」
「ヒップ? 尻?」
「Mi-8じゃ! ヘリじゃ!」
そしてオマケじゃない本題へ §
「なんでそんな話を長々としてるんだよ」
「実はさ、『大砲とスタンプ』に出てくる大公国軍攻城戦車火神型(スヴァローグ)というのが、背の高いSUS大型戦車に雰囲気が似てたんだよ」
「えー」